きょう6月5日は「環境の日」です。1972（昭和47）年6月5日からストックホルムで開催された環境問題に関する初めての大規模な政府間会合「国連人間環境会議」を記念して、日本の提案によって国連が「世界環境デー」を定めました。日本では環境基本法が環境の日を定めており、環境省の提案で6月は環境月間として全国各地で環境に関するさまざまなイベントが行われています。

環境問題とは、人間の活動によって地球環境が変化し、それによって起こるさまざまな問題です。多岐にわたる問題がありますが、大切なのは私たち一人ひとりができることを探して行動に移すこと。そこで、今回は「食品ロス」について考えてみたいと思います。

根菜や葉野菜、ソラマメやスナップエンドウなどの豆やナス、キュウリ、ピーマンなど続々と露地物の夏野菜が旬を迎える6月。野菜をたっぷり使った料理がおいしい季節になりました。思わずあれもこれもと買いたくなってしまいますが、まずは前提として、使う分だけ買う、作る、を心掛けるようにしてみましょう。そして、せっかく旬の野菜をふんだんに楽しめるからには、なるべく食品ロスを少なくして余すとこなく食べきりたい！

実は、消費者庁が料理レシピサービスの「クックパット」に「消費者庁のキッチン」を開設しており、食品ロスを削減する際に参考になるレシピが掲載されています。

キャベツの外葉を使ったチャーハンやブロッコリーの芯を使った炒め物、野菜の葉のかき揚げ、だしをとった後の昆布やだしパックの中身を使ったソースなど、973ものレシピ（2023年5月現在）が公開されているんです。私もこのレシピを参考に、少しずつですが食品ロスを減らす工夫をしているところ。

見ているだけでも楽しいレシピの数々を参考にして、ぜひ今日から実践できる環境問題対策を始めてみませんか？