COLUMN
ユネスコ世界無形文化財のメキシコ料理を食す。
Friday, 21 July 2023 | 著者MiiL
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やってきましたメキシコ。
やってきましたメキシコ。7月のメキシコは暑いものの日本の同じ時期よりは少し気温が低く、また朝晩はぐっと涼しくなるので薄手の長袖が必須。レゴブロックのようなカラフルな街並みは何度訪れてもわくわくする一方、大好きなメキシコ料理も滞在中の楽しみです。
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2010年にユネスコの世界無形文化財に登録されたメキシコ料理。
2010年にユネスコの世界無形文化財に登録されたメキシコ料理。その主食といえば薄焼きパンのトルティーヤです。トウモロコシを原料にした「コーントルティーヤ」が一般的ですが、近年では小麦を使った「フラワートルティーヤ」も多くみられるようになってきました。もっちりとした食感のものからパリパリに焼いたものまで種類が豊富なトルティーヤは、焼き加減によってそれぞれに呼び名が異なります。コーントルティーヤに具材を乗せて二つ折りにしたものが「タコス」で、フラワートルティーヤに具材を乗せて巻いたものが「ブリトー」。どちらも具材は肉や魚介類、野菜、豆類などさまざまで、ソースも多彩。強いて言えばタコスは軽食、ブリトーはボリュームたっぷりの場合が多いようです。その種類の多さにはいつも驚かされますが、訪れる度に食べたことのない具材を注文しては新たな発見を楽しんでいます。
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日本のスーパーでもトルティーヤを扱うお店が増えてきました。
日本のスーパーでもトルティーヤを扱うお店が増えてきたので、トマトやベーコン、チーズなどとチリソースを併せてランチにすることがあります。最近の私は、帰国したときにさまざまな国の料理を再現できるよう、スマホのメモ機能をフル活用しています。