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しょうゆの使い分けを楽しんでみませんか。

Wednesday, 10 September 2025 | 著者MiiL

和食には欠かせない調味料「しょうゆ」ですが、農林水産省が定める「日本農林規格(JAS規格)」によると5種類に分類されることをご存じでしょうか。

流通するしょうゆの8割を占めている「濃口しょうゆ」。全国各地で生産されており、特に東日本の一般家庭のほとんどが濃口しょうゆを使っていると言われています。大豆と小麦を1:1で配合し、熟成期間は3カ月から2年です。

「白しょうゆ」は小麦が主原料。大豆は皮を除いてから醸造し、加熱処理をしないため淡い色が特長です。料理の色を変えないため、吸い物や茶わん蒸しなどに使用されます。

西日本で多く使用されている淡い色の「うすくちしょうゆ」は、塩分濃度が高めで、穏やかな香りと豊かな風味が特長です。おでんや炊き込みご飯に使うと味がまとまります。

九州や北陸地方では一般的な「甘口しょうゆ」。大豆や小麦にアミノ酸液や甘味料を加えて、地域色を強く打ち出しています。甘味のある和食や白身魚の刺し身などに使用されます。

「再仕込みしょうゆ」は、しょうゆをしょうゆで仕込んだ濃厚な味わいが特長。濃口しょうゆの倍の原料と倍の熟成期間を要して作ります。バランスが良く濃厚でとろみがあり、脂がのった魚や肉によく合います。

色合いも風味も異なる種類のしょうゆを、料理に合わせて使い分けてみませんか。いつもの料理に新しい発見があるかもしれません。

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