4月は激しい寒暖差や新年度のストレス、疲労などで自律神経の中の交感神経が活発になりエネルギーの消費が増えることから、疲れやだるさを感じることが多くなります。そんな「春バテ」状態の解消には、自律神経を整えることが大切です。朝日を浴びて朝食をしっかりとることで生活リズムを整えたり、ストレッチやウオーキングなどで心身のリフレッシュを心掛けたりするのはもちろんですが、何より、意識して心身をほぐす時間をつくりたいものです。

旬の食材、特に春野菜はビタミンやミネラル、食物繊維が豊富。冬の間にたっぷりと栄養を蓄えた春野菜は栄養豊富でみずみずしく、生食に適したものが多いのでサラダをおいしく食べることで必要な栄養素をとることができます。

そんな春野菜の代表格といえば、春キャベツ。ビタミンCの含有量が冬キャベツよりも多く、やわらかくて食べやすいのが特徴です。また、アスパラガスは、うま味成分でもあるアスパラギン酸が摂取できます。旬の食材は安く手に入るうえに栄養が豊富といいこと尽くし。卵やハム、チーズなどのたんぱく質やパンなどの炭水化物を追加すると栄養バランスの良い一食にもなります。