COLUMN
梅の秘めたパワーで身体と大地にもうるおいを!
Tuesday, 06 June 2023 | 著者MiiL
今年は、野菜が苦手な娘と一緒に家庭菜園に挑戦することにしました。
今年は、野菜が苦手な娘と一緒に家庭菜園に挑戦することにしました。
毎日お世話をして、収穫すれば少しは野菜に対する苦手意識も減るかな?と始めてみたけれど、日差しが強くて弱ってしまった野菜がいくつかあります。お天気が続くのは嬉しいけれど、今年の梅雨入りはいつ?と思わずにはいられません。
今日6月6日は、梅を贈り健康を祝しロマンを語る「梅の日」です。梅の生産が盛んな和歌山県田辺市の紀州田辺梅振興協議会が制定しましたが、その起源はなんと約500年前!
天文14年4月17日(新暦1545年6月6日)、日本中で晴天が続き作物が育たず、田植えができない状況に困り果てていた時、梅を奉納し祈ったところたちまち雷鳴とともに大雨が降り始めました。この大雨が、五穀豊穣をもたらしたことで恵みの雨だと喜ばれ、「梅雨」と呼ばれるようになりました。
今までの私は梅雨入りを聞くと、洗濯物が外に干せない、買い物へ行くのが大変などちょっぴり憂鬱な気分になっていましたが、家庭菜園を始めた今は約500年前の人たちの気持ちがよくわかります。
梅を使った代表的な食品である梅干は、保存性に優れアミノ酸であるクエン酸やリンゴ酸、乳酸気などの栄養が豊富に含まれているスーパーフードです。暑い夏は梅干の持つ力を借りて乗り越えてみるのはいかがですが?
やっぱり晴れた日が好きですが、梅雨に喜びを感じた人たちの思いを知ると梅雨のシーズンも悪くありません。
恵みの雨をたっぷり浴びて、娘の野菜たちが伸び伸びと成長しますように。