COLUMN
女の子の成長を祝う「ひな祭り」は彩り鮮やかな春のちらしずしで祝おう!
Monday, 03 March 2025 | 著者MiiL

ミキです。きょうは女の子の幸せや成長を願ったり祝ったりする「ひな祭りの日」です。
わが家では私が成人を迎えたタイミングで雛人形を飾るのをやめ、ちらしずしやハマグリのお吸い物、ひなあられや桜餅などひな祭りならではの料理やお菓子を囲みお祝いをするようになりました。レンコン、干しシイタケ、ニンジン、エビ、キヌサヤ、錦糸卵、海鮮などの食材を盛り付けたちらしずしは、彩り鮮やかで見た目もとっても華やか。まさに春のお祝いにぴったりの料理です。使っている食材ひとつひとつにも意味があり、毎年母とちらしずしの準備をしている時にその意味を聞いているのでいくつか意味を覚えてしまいました。
例えばレンコンとエビ。レンコンには穴がたくさん空いており、先が見通せる見た目から「将来の見通しがよくなるように」という願い、エビは曲がった腰と長いひげをもつ見た目から「腰が曲がるまで長生きするように」という願いなどが込められているそうです。
菱餅やひなあられなどのお菓子は使われている色やその数に意味があり、赤、緑、白の3色だと厄除けや魔除け、子孫繁栄、長寿などを表し「自然のエネルギーによって女の子が健康に育ちますように」という意味、ひなあられによくある赤、緑、黄、白だと赤は花を連想させる春、緑は新緑を連想させる夏、黄は紅葉を連想させる秋、白は雪を連想させる冬と春夏秋冬を表し「1年を通して健やかに成長できますように」という意味があるそうです。
実は、3月3日はひな祭りの日でもあり「春のちらし寿司の日」でもあります。
ちらしずしは見た目の華やかさから、大正時代には春のお祝い事の席で食べられていたそうです。江戸時代には「すし」という言葉に「寿を司る」という字を当て「寿司」という漢字になったという話もあり、古くからお祝いの席にはちらしずしやおすしは欠かせない料理であったことがよく分かります。
きょう作るちらし寿司は、海鮮をぜいたくにたっぷりと使ったちらしずし。
MiiLのスモークサーモンは脂乗りが良く、程よい塩味が絶妙なバランスでとってもおいしい。鮮やかなオレンジ色のスモークサーモンは厚みもあるので、料理に加えても存在感抜群でちらしずしにもぴったりです。干しシイタケの戻し汁と合わせ調味料で炒めたレンコン、ニンジンを酢飯によく混ぜ合わせたら器に盛り、錦糸卵、キヌサヤ、MiiLのスモークサーモン、エビ、イクラを散らしたら出来上がり。夕食は家族でちらしずしを囲んでひな祭りを祝います。