COLUMN
プロの味付けで、手軽に魚料理を食卓へ
Thursday, 13 April 2023 | 著者MiiL
4月13日は「水産デー」。
4月13日は「水産デー」。1901(明治34)年に、漁業の基本的な制度を定めた旧漁業法が定められたことを受けて、1933(昭和8)年に一般社団法人大日本水産会が記念日として発案・制定した比較的新しい記念日です。
海に囲まれた日本は多くの水産資源に恵まれていますが、実は魚介類の1人当たりの消費量は2001(平成13)年をピークに減少傾向になっています。半面、肉の消費量は増えており、特に鶏肉は牛肉や豚肉を上回る消費量で、近年特に増加しているのです。
魚介類の消費量が減っている理由には肉を好む嗜好の変化や価格の高騰、調理の手間などが挙げられます。確かに肉料理に比べて下処理など調理のハードルが高いように感じる魚料理。しかし、消化にすぐれ、良質な脂質がとれる魚は積極的に食卓に取り入れたいものです。そこでおすすめしたいのが、下処理をほどこし、プロが味付けをした「干物」や「漬け込み」の魚。干物には塩干しやみりん干し、漬け込みにはしょうゆや味噌、麹やそれらを組み合わせた漬けタレなど味のバリエーションや調理済の魚の種類も豊富。購入したらグリルやフライパンで焼くだけなので、調理が手軽です。また、加工を施すことで生よりも日持ちするものが多く、冷凍もできるため冷蔵庫にストックがあると安心です。
茨城県は全国屈指の水産県。積極的に魚介類を食事に取り入れてみませんか。