専門学校時代に実習で作った料理の中で、1、2を争う難しさと手間がかかった記憶があるカニクリームコロッケ。ホワイトソースをベースにしたタネが柔らかいので形成にコツがいることと、揚げるときに破裂しないよう温度管理に気を遣うので家庭で作るのにはハードルが高いのよね。でも大変な分、揚げたてのとろりとしたクリーミーなおいしさは格別！お店でしかカニクリームコロッケを食べたことがない夫と娘のために、今日は腕を振るっちゃいます。

とろりととろけ出る柔らかさ、かつ形成できるぎりぎりのテクスチャになるよう細心の注意を払って作ったタネをバットに入れて2時間ほど冷やします。冷えて固まったタネを素早く俵型に形成して、バッター液にくぐらせたら生パン粉をつけて熱していた揚げ油へ。ソースはケチャップとウスターソースで定番の味にしました。熱々、とろりとした完璧な出来上がりに家族も大喜び！その顔を見て私もうれしかったけど、やっぱり作るのは大変…。最近ではスーパーのお惣菜も専門店の味が楽しめるので、カニクリームコロッケはお惣菜のお世話になろうと思います。