COLUMN
ビスケットに捧げる、私の飽くなき探究心
Monday, 25 December 2023
MerryXmas! リョウです。サンタへのお礼としてツリーの下に置かれるクッキーやビスケット。
特に私はビスケットへのこだわりが強く、市販のビスケットでは納得のいくものが見つからないほど、ビスケットに夢中です。長い年月をかけて試行錯誤を繰り返し私好みの完璧なビスケットのレシピを発見しました。私が発見した世界一のビスケットのレシピには3つの秘密があります。材料を正確に計ること、綿密な焼き時間、オーブンの温度設定です。地元の茨城に帰った今でも、ビスケットへの飽くなき探究心は変わりません。日本ではさまざまなビスケットを販売しているお店はたくさんありますが、残念ながらショートニング不使用のビスケットを販売している店舗はほとんどありません。ビスケットにショートニングがよく使われるのは、やわらかくてほろっと崩れやすい食感を作るため。その独特の口当たりはビスケット全体の味わいに関わってきます。私の手作りレシピでは、ショートニングの代わりにバターや植物油、ココナツオイル、ギリシャヨーグルトなど、他の代用品を使います。コロンビア大学で貧しいジャーナリズム学生だった頃、アトリエで焼き立てのビスケットの香りに包まれていたことが懐かしい。
最近、カスミのMiiLブランドからかわいい動物型のビスケットが販売されているのを発見して嬉しかったのを覚えています。このビスケットはショートニングを一切使っていないのにも関わらず、驚くほどやわらかな食感と素朴な甘さが自慢。動物型の形もかわいらしく、子どもにはたまらないし、大人にとってもちょうどいい大きさで、食べても罪悪感がありません。今は茨城でフード・ジャーナリストになる為にキャリアを積む日々が忙しく、完璧なビスケットを作る時間を取ることは難しいですが、MiiLのビスケットを食べてビスケットへの思いを満たしたいと思います。