COLUMN
酸味で食欲増進!具だくさんの「ちらし寿司」は梅雨時期にぴったり。
Tuesday, 27 June 2023 | 著者MiiL
じめじめとした日が続くこの時期は、何となく食欲も低下気味。
じめじめとした日が続くこの時期は、何となく食欲も低下気味。さっぱりとした食事で食欲増進を図りたいところですが、そんなときにうってつけの料理があります。それは「ちらし寿司」。酢の酸味が食欲を誘い、具だくさんで栄養たっぷり。そして何より、ちらしずしの素を使えば混ぜるだけの簡単調理!この季節の救世主的な一品です。
実は、今日6月27日は「ちらし寿司の日」。
細かく切った具材を酢飯に混ぜて、酢飯の上に具をたっぷり乗せて作るちらし寿司は、見た目が華やかなこともありお祝いの席に出ることも多い行事食のひとつでもあります。岡山県では郷土料理のひとつにもなっていて、祭り寿司と呼ばれることもあるとか。
諸説ありますが、江戸時代前期に備前の国(現在の岡山県)の藩主だった池田光政が布告した質素な食事「一汁一菜」に対抗した庶民が、ごはんにさまざまな具材を混ぜ込んだことから誕生したといわれるちらし寿司。その池田光政の命日である6月27日を、広島県にある食品メーカーのあじかんが2004年に「ちらし寿司の日」として登録しました。
ちらし寿司の素を混ぜ込んだり、刺身を刻んで酢飯の上に乗せたり、錦糸卵や桜でんぶ、キュウリなどで彩ったりと子どもと一緒に作れるちらし寿司。今日の夕食はこれに決まりです!