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しょうゆの使い分けで変わる、料理の味わい。

Friday, 13 June 2025 | 著者MiiL

日頃からよく口にしている「しょうゆ」は、日本食に欠かせない調味料です。

五味(旨味・塩味・甘味・苦味・酸味)のバランスが良く、加えるだけで料理の味わいに奥深さをプラスしてくれるしょうゆですが、料理に加えるタイミングや種類によっておいしさをワンランクアップさせてくれますよ。

まずはタイミング。
しょうゆは火にかけすぎると香りが飛んでしまうため、火を止める直前や仕上げのタイミングに加えることで、より香ばしさや風味が残ります。また、隠し味として和食以外の料理に少し加えると豊かなコクが生まれますよ。
次に種類。
しょうゆは濃口しょうゆ、淡口しょうゆ、溜りしょうゆ、再仕込みしょうゆ、白しょうゆと大きく5つの種類に分けられます。国内生産量の約80%が濃口しょうゆで関東では濃口しょうゆがスタンダード。味と色、香りのバランスがよく、使い勝手も抜群です。大阪万博でにぎわっている関西発祥の淡口しょうゆは色が淡く黄金色をしています。素材の色や味を生かすので、上品な味付けにおすすめです。淡口しょうゆのポイントは塩分濃度。濃口しょうゆの塩分濃度が約15%なのに対して淡口しょうゆは約19%と少し高め。関西のうどんは汁が透き通っているのに味がしっかりとするのは淡口しょうゆを使っているからですね。
溜りしょうゆや再仕込みしょうゆはとろみがあり、濃厚なうま味が味わえるので刺身やすし、冷やっこなどしょうゆの味をダイレクトに味わえる料理におすすめですよ。しょうゆの味わいは原材料や作り方でも変わります。しょうゆの使い分けをして料理を楽しんでみるのもいいですね。

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