COLUMN
七五三のお祝い料理に、彩りを添える紅白かまぼこ。
Friday, 15 November 2024 | 著者MiiL
ミキです。きょう、11月15日は七五三。姪っ子が七五三ということで、春ごろからうきうきしています。
特に衣装選びは盛り上がりました。家族みんなが姪っ子に着てもらいたい色や柄の被布を見せ、「これはどう?」「これもかわいいよ」なんてプレゼンしましたが、最終的に姪っ子がピンクを選び決着しました。当日の今日は両家の祖父母も集まり神社でお参りした後、食事会をして、わが家に来てくれるそうです。
11月15日が七五三になった理由はいくつかあって、もともと11月15日はお祭りが多かったとか、江戸時代の徳川5大将軍綱吉の息子のために行った岩井の日が11月15日だったことに由来しているなどいわれています。ここ数年10月の頭まで暑い日が続くので、何枚も重ねた着物で動く子どもにとっては涼しくて動きやすい11月で良かったかもしれないですね。
きょうは姪っ子たちと夕食を食べるので、母は数日前からメニューを決めるのに大忙し。
悩みに悩んで、メインはすき焼きに決定。甘辛い味付けなので幼い姪っ子も一緒においしく食べられるし、特別感もあるのでお祝いにぴったりです。ほかには、彩り鮮やかな紅白なますや、姪っ子用に小さな手毬ずしなど、たくさんの料理を母が作るので、私は紅白のかまぼこの飾り切りをお手伝い。すまし汁に浮かべる結びかまぼこを作ったり、オードブルに添える用のかまぼこを切ったりしていきます。大人用はシンプルに市松模様になるように組み合わせて、姪っ子用にはウサギやリボンを作りました。紅白の色味が器に加わるだけでパッと華やかで、おめでたい雰囲気になります。姪っ子はウサギやリボンに気づいてくれるかな。
姪っ子の晴れ姿、今からとっても楽しみです。
■MiiLのコラムは、ヨガインストラクターのルル、大学生のミキ、キャビンアテンダントのミランダ、主婦のサラ、会社員のリョウの5人がそれぞれ毎日の生活の中で感じたことや、食に関するあれこれを毎月のテーマに沿ってフランクにつづっています。11月のテーマは「Thanksgiving(収穫祭)」。日本ではあまりなじみのない収穫祭ですが、アメリカでは日本の正月のような位置づけの“家族で過ごす祝日”。アメリカ大陸に渡ってきた人々が、この地で生きる術を伝授してくれた先住民族のネイティブアメリカンを招いて収穫に感謝する宴を催したことが起源とされています。今月は、食に感謝を込めたコラムをメインにお届けします。