ついこの間生まれたような気がしていましたが、もう3歳半というから驚き。生まれてすぐの頃一度だけ会いに行きましたが、あの頃はまだふにゃふにゃとしていて、小さな手で私の指をぎゅっと握ってくれたことがすごく嬉しかったのを覚えています。あの子が今は走り回って、おしゃべりをしているというから驚きです。急に小学生のアオイちゃんが大きく見えました。
わが家に人が集まることが決まると毎度のことながら、母は料理に気合いが入ります。今回は3歳半のいとこもいるので、子ども向けの食事を調べ「私が子育てをしていた時とは全然違う。こんな便利なものがあるんだね」と言いながら、ウキウキしているのが伝わりました。

当日テーブルに並べられたのは、海鮮や錦糸卵、桜でんぶ、花型にくり抜かれたニンジンが飾られたちらし寿司。華やかな見た目はまさにお祝いにぴったり。ほかには、唐揚げやチキンのハニーマスタード焼き、アクアパッツァ、ポテトサラダとテーブルの上は盛りだくさんでした。いつもと違うのはカラフルでかわいらしいピックが刺さっていたり、子ども用のフォークやスプーン、お皿が並んでいたりと、小さな子どもがいる食卓は大人だけで囲む食卓とは違う賑やかさがあり、楽しいひと時を過ごしました。
この日ちらし寿司と同じくらいみんなの手が伸びていたのがポテトサラダ。ホクホクとした食感で自然な甘さのある男爵芋に、ニンジン、タマネギ、キュウリ、ハムを混ぜたベーシックなポテトサラダは私も大好きな料理の1つです。素朴な味わいだけど、どんなシーンでもそっと食卓を華やかにしてくれるポテトサラダは陰の主役かもしれません。