COLUMN
ひものの日に、特大サイズの真ほっけの干物をいただきます。
Friday, 10 January 2025 | 著者MiiL
こんにちは、サラです。きょう1月10日は「ひものの日」なんですって。
干物の「干」が「一」と「十」から成り立っていることから、愛知県の干物専門店が制定したそうです。干物は天日干しなどで水分を飛ばす調理法。水分量が減ることで味が濃厚になるほか、食感の変化やイノシン酸が生成されることによるうま味成分の増加で独特の味わいが楽しめることが特徴です。わが家も夕食に干物を利用することがありますが、焼くだけなので献立が浮かばないときなどに重宝するの。ダイコンおろしやスダチ、レモンなどを添えたり、少量のしょうゆを落としたりして食べることが多いのですが、どうしても肉料理が多くなりがちな食卓に、手軽に魚を取り入れられるありがたい存在です。
先日購入したMiiLの真ホッケの干物は、インパクトのある大きさに娘が「食べてみたい!」と目をキラキラさせながらねだってきた商品。ずっしりとした重さの大きなホッケは、食べ慣れているしまホッケではなく真ホッケです。縞ホッケはロシアのオホーツク海やアラスカのベーリング海で漁獲されているため、日本で食べられるしまホッケのほとんどが輸入されているそう。しま模様の皮と脂乗りの良さが特徴で、ジューシーな味わいでわが家でも定番の干物です。今回購入した真ホッケは、国内の水揚げの90%が北海道で、傷みやすいためそのほとんどが北海道内で消費されているそうです。北海道では生のホッケが流通していて、煮付けやフライのほかお寿司や刺し身としても食べられているんだとか!日持ちがする干物は国内各地に流通しているそうですが、私は初めて真ホッケの干物に出合いました。
わが家のロースターはサンマ3匹を一度に焼ける大きいサイズですが、それでも収まらない大きなサイズだったので、尾を切って何とか焼き上げました。店員さんに「皮がパリッとするくらい焼くとおいしい」と教えてもらったとおり、上品な脂とふわりとした身質のクセのない味わい。レモンをたっぷり絞って、おいしくいただきました。