COLUMN
「生姜の日」。旬の新ショウガや葉ショウガで季節を彩る食卓を。
Thursday, 15 June 2023 | 著者MiiL
世の中にはいろいろな記念日があります。
世の中にはいろいろな記念日があります。父の日や母の日、敬老の日、クリスマスなどだれもが知っている記念日はもちろんですが、実は1年365日、毎日何かの記念日になっているのをご存じでしょうか。記念日の制定や登録、登録された記念日の広報活動のサポートなどを行う一般社団法人日本記念日協会によると、2020年3月末現在で約2,100件の記念日が日本国内で登録されているとのことです。びっくりですね。
そして6月15日は「生姜の日」。お茶漬け海苔で有名な永谷園が、長年に渡って研究しているというショウガの魅力を多くの人に知ってもらうきっかけにしたいと登録しました。
ショウガは熱帯アジアが原産ですが、現在は世界中で栽培されています。食用や薬用、香辛料などに用いられていて、ショウガの辛み成分には殺菌効果や消臭効果があります。
主に薬味として使う根ショウガは秋に収穫して貯蔵し、年間を通して随時出荷されます。そして初夏に旬を迎える新ショウガはみずみずしさとさわやかな辛みが特長。同じく今が旬の葉ショウガは、味噌などを付けてそのまま食べるのが一般的です。
この時期楽しみにしている新ショウガの甘酢漬け。薄くスライスして甘酢にしっかりと漬けるのがわが家流です。四季折々の旬の味で食卓が彩られると、気持ちが豊かになりますね。娘にはまだ早い“大人の味”ですが、いつか一緒に食べられるようになる日を楽しみに待ちながら作り続けたい家庭の味です。