4つ折りのピッツァにかぶりつく！イタリアで“真のナポリピッツァ”を堪能。

12月のローマはほぼ曇り。今日もどんよりとした雲が垂れ込めているけど、日本よりは気温が高いので過ごしやすいの。時差ぼけもあって昨日はホテルでゆっくりとしていたんだけど、今日はちょっとだけ足をのばしてナポリへピッツァを食べに行ってきます！

ナポリへは高速鉄道の「イタロ」で移動します。数十年前に初めて乗った時にとても快適だったので、ナポリへの移動手段はいつもイタロ。日本でいう新幹線のような高速鉄道で、約250㎞の距離を1時間ちょっとで移動できるの。座席をグレードアップすると広くてさらに快適！ウエルカムドリンクとお菓子のサービスがあって、ちょっとしたぜい沢気分を味わえるんです。今日は隣の座席が空いていたこともあって、いつもよりゆったりとした気分のままあっという間にナポリに到着しました。

クリスマスシーズンということで、イタリアではいたるところにキリスト誕生の場面を再現した置物「プレゼーペ」が飾られているの。きらびやかなツリーもいいけど、プレゼーペは控えめながらも厳か。目当てのピッツェリアの入り口に飾られていた乳白色の陶器のプレゼーペは細かい造作が素晴らしかった！思わず見入っちゃって、待ち時間があっという間に感じました。

さて、今回の目的のナポリピッツァだけど、材料や製造方法に国際的なガイドラインがあるって知ってた？イタリア政府公認の「真のナポリピッツア協会」に認定されているピッツェリアは、実は日本にも100店舗弱あるんだって。高温の窯で一気に焼き上げるふわふわ、もちもちの生地とシンプルなトマトソースが特徴なの。日本だと小分けにしてシェアするピッツァだけど、現地ではテイクアウト用に焼きたてを4つ折りにして紙に包んでくれるのでガブリと豪快に食べるんだ。これがまたおいしいの！ナポリピッツァをここで食べたくなる理由の一つがこの食べ方なのよね。みなさんもイタリアに行ったらぜひ味わってほしいスタイルです。