COLUMN
母の日に贈るフラワーギフトのトレンドは?
Friday, 12 May 2023 | 著者MiiL
今年の母の日は5月14日(日)、いよいよ明後日に迫ってきました。
今年の母の日は5月14日(日)、いよいよ明後日に迫ってきました。みなさん、日ごろの感謝の気持ちを込めたギフトの準備は進んでいますか?母の日の花のギフトといえば定番の「カーネーション」が真っ先に浮かびますが、近年では「アジサイ」の人気が高まっているようです。
アジサイ人気の理由のひとつに、その育てやすさがあります。実は鉢植えのカーネーションは育てるのが難しく、一定の知識と環境が必要なため翌年に花を咲かせられることは稀だと言われています。その点、アジサイは基本的に水やりさえ怠らなければOK。地植えすれば水やりと追肥によって年々成長し、ほとんど世話いらずで毎年見事な花を楽しませてくれます。また、アジサイはその色によって花言葉が異なり、白は「寛容」、青は「辛抱強い愛情」、ピンクは「元気な女性」です。花言葉の意味から、母の日のギフトとしてはピンクのアジサイが一番人気で、手まり咲きといわれるこんもりとした咲き姿のホンアジサイや、ヨーロッパで品種改良され、日本に逆輸入された華やかな西洋アジサイなどその種類の豊富さも人気を支える理由のひとつです。品種改良が進み、色や咲き姿などをさまざまに楽しめるので、お母さんの好みに合わせてチョイスするのも楽しい時間です。
また、花の女王とも称される「バラ」は、この時期に多くの品種がそろうこともあり母の日のプレゼントとして安定した人気を誇る花のひとつです。合言葉は「美・愛情」。優雅さと気品にあふれた華やかな花はもちろん、豊かな香りも相まってまさに主役になる佇まい。色も種類も豊富なので、好みに合った品種で花束を作ることができます。さらにバラの多くがドライフラワーに向いていることもあり、フレッシュ→ドライと長期間に渡って美しい姿を保ってくれることもバラ人気の理由に挙げられます。
生花の美しさを長く楽しめる「プリザーブドフラワー」は、日々の手入れがいらずに2~3年以上もみずみずしくやわらかな花の美しさを保つことから需要が高まっています。加工の過程で現実にはない花の色を表現することもでき、個性的なフラワーギフトとしても喜ばれることでしょう。
美しい花は、部屋に飾るだけで心が潤うもの。今年の母の日には、お母さんの好みやライフスタイルに合わせたフラワーギフトで感謝の気持ちを表してみてはいかがでしょうか。