COLUMN
6月は梅の季節。梅酒にシロップ、梅干しを仕込む梅仕事を楽しもう!
Thursday, 06 June 2024
ミキです。 毎年6月は、母を筆頭に家族で梅仕事に精を出します。
わが家の家族行事ともなった梅仕事。一度に梅干しや梅酒、シロップを仕込むので人数が必要になるんです。
昨年は知り合いの八百屋さんから頂いた立派な大粒の南高梅がまだ青かったので、追熟させるために新聞紙の上に梅を置いて梅が熟すのを待ってから作業を開始。黄色になった梅を水につけてから、ひとつひとつ丁寧にキッチンペーパーで水分を拭き取り、竹串でヘタを取ります。このヘタを取る作業は毎年私の担当。ぽろっとヘタが取れる瞬間がスッキリして楽しい作業なんですよ。
大きな瓶と小さな瓶、祖父の大切にしている笠間焼のかめを煮沸消毒して冷ましてから、アルコールで湿らせた布巾で瓶の内側を拭きます。それぞれ容器に梅を入れたら、粗塩やホワイトリカー、氷砂糖などを加えてフタや重石をして完了。
数日経つと、梅酒やシロップに入れた氷砂糖が少しずつ溶けだして、色づく様子を見るのが幼い頃からの楽しみです。
梅干しは梅酢ができるので、母はこの梅酢を容器に移して調味料として使います。いろいろな料理に使いますが、春はスライスした新タマネギ、夏は乱切りしたキュウリに梅酢と叩き梅を混ぜた酢の物が特においしんです!
ほかにも、お弁当やおいなりさんのご飯、和風パスタなどいろいろな料理に梅干しを使うので、今年は自家製梅干が早く底をついてしまいました。
今年の梅仕事が始まるまでは、市販の梅干しが食べられる貴重な期間。祖父の好きな梅干し屋さんの梅干しは程よい塩味と梅の香りがして、そのままでも十分おいしい1粒です。
今年の梅仕事もあともう少し。祖父の好きな梅干しのようにおいしい梅干しになるように頑張ります。