COLUMN
自然と食を満喫!奥久慈旅行のススメ。
Wednesday, 27 August 2025 | 著者MiiL
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茨城、福島県境付近を流れる久慈川に添う地域「奥久慈(おくくじ)」は、渓谷や山岳の美しさや“美肌の湯”として名高い温泉が点在することから、両県で「奥久慈県立自然公園」に指定されています。
そんな奥久慈を代表する味覚が「こんにゃく」。豊富で美しい水源に恵まれたこの地域は古くからこんにゃく栽培が盛んで、江戸時代にはこんにゃくが水戸藩の専売品として財政を支えていたという歴史もあります。また、こんにゃく粉発祥の地でもあり、奥久慈でこんにゃくイモを粉末にする方法が確立されたことで、全国各地でこんにゃくが製造されるようになったとも言われています。もちろん、こんにゃくイモそのもので作ったこんにゃくも有名。「奥久慈大子こんにゃく」は奥久慈にある大子町の代表的な特産品です。
比較的道程が楽で、豊かな自然が楽しめ、温泉や地場産の料理をのんびりと味わえる奥久慈地域は日帰り旅行にも適しています。残りわずかな夏休みの一日、自然の中でリフレッシュするのもおすすめ。その際には、ぜひ奥久慈こんにゃくを味わってみてはいかがでしょうか。