COLUMN
秋の風を感じながら、お茶を一服。
Friday, 17 October 2025 | 著者MiiL

ほっこりと、温かい飲み物が恋しい気候になってきました。
コーヒー、紅茶、ハーブティーなど、ティータイムの飲み物にはさまざまな選択肢があることで、近年、国内で日本茶葉の需要が落ちてきているのをご存じでしょうか。
一息つきたいときに「ちょっとお茶でも」という言葉を使うように、お茶は日常生活に欠かせない飲み物でしたが、嗜好品の多様化もあり国内での「茶葉」の需要は年々下落傾向です。急須を持たない家庭も増えており「お茶をいれる」という文化が変わりつつあるのです。一方で健康志向などの後押しもあり、アメリカやアジア、ヨーロッパ圏では数年前から日本茶ブームともいえる状態に。特に抹茶や煎茶の人気が高く、輸出量は右肩上がりです。また、国内でもペットボトルのお茶の需要は高く安定しているため、かたちは変わってもお茶の味自体は私たちの生活の一部として定着しています。
お茶のお供といえば季節の和菓子が真っ先に浮かびますが、甘味のほかに塩気があるおやつも緑茶とよく合います。特にせんべいの塩気は緑茶の苦みとのマッチングが良く、お茶請けの定番でもあります。MiiLの「茨城自慢こしひかり煎餅焼き塩」は米の甘さが強めの塩気に引き出される素朴な味わいで、年齢を問わずおすすめできる一品。秋の風を感じながら、たまには急須でお茶を一服、いかがですか。