• MiiL
  • COLUMN
  • 世界中で愛される日本の国民食ラーメンをいただきます

COLUMN

世界中で愛される日本の国民食ラーメンをいただきます

Tuesday, 11 July 2023 | 著者MiiL

日本で過ごす休日もあっという間に終了です。

日本で過ごす休日もあっという間に終了です。明日からヨーロッパを巡るフライトが長期で始まるので、今日は大好きなラーメンを食べに行こうと思います。あっさりと醤油ラーメンもいいし、こってりとした豚骨ラーメンもいいし、迷ってしまいます。

今や日本の国民食ともいえるラーメンですが、その起源は中国の「拉麺」。

今や日本の国民食ともいえるラーメンですが、その起源は中国の「拉麺」。引っ張る麺という意味を持つ拉麺は、その文字の通り、引っ張りすすりながら食べる麺料理です。

諸説ありますが、日本には室町時代頃に拉麺がやってきたとされており、江戸時代には水戸黄門で知られる徳川光圀が食べたという記録が残っています。その当時は上流階級の人たちのみが食することのできる麺料理でしたが、明治時代に鎖国が解除され横浜や神戸、長崎といった港町に多くの中国人が進出した影響で、各地で中華街が誕生しました。そこでは高級中華料理店以外に大衆向けの中華料理店も立ち並び、安くて美味しい中華麺料理「拉麺」が食べられるようになりました。

その後、南京そばや志那そばと名前を変え、明治43年(1910年)東京浅草に広東料理店「来々軒」が開店し、日本人の口に合うようあっさりとした醤油味のスープにちぢれ麺、チャーシュー、メンマ、ネギを乗せた日本のラーメンの原点ともいえる麺料理が誕生しました。

現在では、塩、味噌、豚骨など多様なスープが楽しめます。

現在では、日本の和食のだし文化で、ラーメンのスープも醤油だけでなく、塩、味噌、豚骨など多様なスープが楽しめます。また、麺もちぢれ麺や細麺、太麺などバリエーションも豊かです。日本ではその土地の食材を活かして作ったご当地ラーメンなど、わざわざラーメンの為に遠方まで足を延ばして食べに行く人もいるほど。そして、世界中でもラーメンは愛され、その国の人たちの口に合う味わいに寄せたラーメンが誕生するなど、ラーメンの進化はまだまだ続きます。

ヨーロッパでラーメン店を見かけたらどんな味わいが楽しめるのか試してみようかしら!

Share

  • Facebook
  • Twitter
  • whatsapp
  • URLをコピー

コラムのおすすめ記事

CLOSE

MiiL

kasumi

URLをコピーしました