COLUMN
素朴なビスケットがおしゃれな料理に早変わり!
Friday, 25 August 2023 | 著者MiiL
素朴な味わいとサクッとした食感が楽しめるビスケット。
素朴な味わいとサクッとした食感が楽しめるビスケット。小さなころによく食べていたので、無性に食べたくなる時がありますが、男1人だと食べきらないことがほとんど。袋に残したままどうやって食べようかと悩むことはありませんか?
ビスケットは1万年以上も昔、バビロニア(現イラクの南部周辺)人が、遠征や航海をする際に保存食として作ったパンを乾かしてもう一度焼いたりして水分を飛ばしたものが起源といわれています。
日本でビスケットをつくられていたことがわかる最古の記録は1855年(安政2年)。長崎周辺で外国人向けにのみ製造されていたビスケットの優れた保存性に着目した水戸藩の蘭医・柴田方庵がオランダ人からビスケットの製法について学んだことで、次第に日本でもビスケットが広まりました。今では小麦粉を用いて作った焼き菓子として代表ともいえるほど認知されています。
余ってしまったビスケットはほろ苦い味わいが美味しいティラミスや、大人から子供まで楽しめるチーズタルトやアイスビスケットなどのスイーツにアレンジするのは定番ですが、おかずやおつまみにアレンジするのもおすすめですよ。
砕いたビスケットをタルト型に敷き詰め、具材を入れた卵液を流し焼き上げればサクサク食感としっとり食感の2つが同時に味わえるキッシュや、生ハムやチーズ、スモークサーモンなどを乗せればちょっぴりおしゃれなおつまみの出来上がり!ワインとの相性は抜群です。見た目もおしゃれなので、友人が来た時にサッとおつまみに出す定番メニューです。
皆さんもビスケットが余って困ったときは、アレンジレシピで消費してみましょう。