COLUMN
伝統を継ぐ“真のナポリピッツア”とは?
Wednesday, 20 November 2024 | 著者MiiL
こんにちは、ミランダです。今日は友人セレクトのお店でピッツアをいただきます。
友人は「ピッツア」を旅行の目的に、全国各地を旅するイタリアン好き。数年前から「真のナポリピッツア協会」に認定されているお店巡りをしてるんだって。
「真のナポリピッツア協会(AVPN)」は、1984年にイタリア・ナポリでピッツアの伝統的な製法を守るために設立された非営利団体。日本では2006年にAVPNジャパンが設立され、現在では国内で約90店が認定されているの。ナポリに行った時に認定店で食事をしたことがあるけど、どこもにぎわっていたことを覚えています。
ところで、協会が定める“本物のナポリピッツア”って何?と調べてみたら
①生地の材料は小麦粉、水、酵母、塩のみ。
②生地は手だけでのばす。
③ピザ窯で直焼きする。
④釜の燃料は薪か木くず。
⑤生地の縁(コルニチョーネ)が膨らみ、でこぼこしていてところどころに焦げ目がついている。
⑥種類はマリナーラ(トマト、オイル、オレガノ、ニンニク)とマルゲリータ(トマト、モッツアレラチーズかフォイル・ディ・ラッテ、オイル、バジリコ)の2種のみ。
前述の条件プラスさまざまな細かい規約を満たしているものにのみ認められるそう。確かにピッツアはオリジナリティーをいくらでも追及できるので、しっかりと守る術がないと伝統的な製法は受け継がれないのもうなずけます。
ピッツアはもちろん、前菜やデザートも楽しみ!明日は休みなので、ワインもたのしんじゃおうかな。
■MiiLのコラムは、ヨガインストラクターのルル、大学生のミキ、キャビンアテンダントのミランダ、主婦のサラ、会社員のリョウの5人がそれぞれ毎日の生活の中で感じたことや、食に関するあれこれを毎月のテーマに沿ってフランクにつづっています。11月のテーマは「Thanksgiving(収穫祭)」。日本ではあまりなじみのない収穫祭ですが、アメリカでは日本の正月のような位置づけの“家族で過ごす祝日”。アメリカ大陸に渡ってきた人々が、この地で生きる術を伝授してくれた先住民族のネイティブアメリカンを招いて収穫に感謝する宴を催したことが起源とされています。今月は、食に感謝を込めたコラムをメインにお届けします。