COLUMN
日本の主食「お米」を使って生米パン作りに挑戦!優しい甘みともっちりとした食感がたまりません。
Wednesday, 19 March 2025 | 著者MiiL

ミキです。日本人の主食「お米」。
パンやパスタなど主食の選択肢が多い現代でも、日本食に限らずいろいろな料理とよく合うお米は主食として選ばれることが多いです。お米が日本の主食となった理由は日本の風土に合っていて、稲がよく育ちお米がたくさん収穫できたからだそうです。今から約3000年前の縄文時代後期には稲作が伝わっていたという記録があり、奈良時代にはお米は一般的な主食になっていたそうです。お米はエネルギーの源である炭水化物が豊富。ほかにもたんぱく質やカルシウム、ビタミン類など栄養面でも優れています。
昨年からお米の価格が高騰しているのでちょっぴりもったいない気もしますが、前々から気になっていたので生米パン作りに挑戦です。
まず1合分のお米を洗って2時間ほど水に浸します。浸水した水をしっかりと切ったら、器に砂糖、塩、オリーブオイル、人肌程度のぬるま湯を入れたらハンドブレンダーでよくかき混ぜます。お米の粒感がなくなり、とろりとなめらかになったら、ドライイーストを加えて再びハンドブレンダーでかき混ぜます。生地を釜に流し込んだら20分ほど保温して発酵させます。そうしたら早炊きで炊飯、生地をひっくり返して早炊きで炊飯するだけで完成です。
小麦で作ったパンに比べるとふわふわ感はあまりないですが、ずっしりと重みがありフォッカチオのようなもちもちとした手触り。一口大にちぎって食べるともっちりとした食感、お米の優しい甘みがふんわりと口の中に広がって、小麦のパンとは一味違うおいしさ。ほんのりとした甘さの生米パンは腹持ちが良く、牛肉の甘辛煮やきんぴらなど、味がしっかりとついたお惣菜とも相性抜群なので今度は生地の中に詰めてみようかな。今回は炊飯器を使って焼きましたが、オーブンやフライパンを使った焼き方もあるみたい。次の機会は炊飯器以外の焼き方で挑戦してみようと思います。