心がホッとする温かい母の手料理

もうすぐ就職活動も本格的に始まると思うと億劫な気分。こうしていつも一緒に過ごしている友人たちと当たり前のように顔を合わせられる日々も残りわずかなことを実感し、少しセンチメンタルな気分にもなります。

そんなときは、家に帰って母の作った手料理を食べることが1番。
冬になるとシチューやお鍋など温かい料理が増えます。温かい料理は口にするだけでホッとした気持ちにさせてくれ、家族やパートナー、友人がいればなおさらです。私は温かい料理を囲んで日常の話をする時間をとても大切にしています。母や父、兄、祖父とこうして話せる時間は実はかけがえのない時間だということを自分の環境が変化していく中で実感したからです。

この時期、母が作る料理で1番好きなのはビーフシチュー。
デミグラスソースにバターや赤ワインを入れてコトコトとじっくりと煮込まれたシチューは母の自慢の料理です。ビーフシチューに合わせるのはレトロバケット。これは母のこだわりです。普通のバケットとは違う作り方をしているようで、噛めば噛むほど小麦の風味豊かな香りが楽しめます。ビーフシチューにディップしてもその風味は負けません。
今日も母の手料理を囲んで、家族で温かいひと時を過ごすことが私の心を癒やしてくれるでしょう。