COLUMN
郷土料理の「ミソピーナッツ」は甘じょっぱい懐かしの味。
Friday, 08 November 2024 | 著者MiiL
こんにちは、サラです。スーパーで懐かしいものを見つけました。
それは「ミソピーナッツ」。丸のままのピーナッツを甘じょっぱいみそ餡で絡めたもので、少量で個包装されたミソピーナッツは小中学校の給食にもよく出ていたの。給食では封を開けてそのまま食べたり、熱々のごはんの上に乗せて食べた記憶があります。郷土料理ということは知っていたのですが実家でミソピーナッツが食卓に上がることはなく、高校以降は食べることもなかったのですが、何となくあの味が記憶に残っていて今回スーパーで発見したときは迷わず手に取りました。
家に帰って早速開封。白いご飯の上に乗せて食べてみると…、これこれ、この味!得も言われぬ懐かしい気持ちになりました。みそを使った餡なので、当然ご飯には合うんだけど、ピーナッツの歯ごたえと濃厚な味わい、そして独特の甘みが何とも不思議。食べ始めると箸が止まらなくなっちゃって、ふと気づいたら小さなパックの半分ほど食べ進めていました。
小学校から帰宅した娘に聞いてみると、ミソピーナッツは給食で出たことがないし食べたこともないそう。
娘は初めてのミソピーナツを恐る恐る食べていましたが「なんかクセになるね」と笑顔。偏食の娘ですが、少しは新しい味にチャレンジするようになったことにうれしくなりました。
■MiiLのコラムは、ヨガインストラクターのルル、大学生のミキ、キャビンアテンダントのミランダ、主婦のサラ、会社員のリョウの5人がそれぞれ毎日の生活の中で感じたことや、食に関するあれこれを毎月のテーマに沿ってフランクにつづっています。11月のテーマは「Thanksgiving(収穫祭)」。日本ではあまりなじみのない収穫祭ですが、アメリカでは日本の正月のような位置づけの“家族で過ごす祝日”。アメリカ大陸に渡ってきた人々が、この地で生きる術を伝授してくれた先住民族のネイティブアメリカンを招いて収穫に感謝する宴を催したことが起源とされています。今月は、食に感謝を込めたコラムをメインにお届けします。