伝統調味料「いしる」が利いた手羽唐揚げは、ビールのお供にピッタリ!

笠間市にある陶芸教室へ行き、初めての陶芸体験。笠間土が入った粘土を電動ロクロの上に乗せ、ゆっくりと少しずつ、力加減に気を付けながら形を変えていくんですが、これがとっても難しいんです。自分では少し力を加えて外に広げたつもりが、ぐわん!と勢いよく広がって波打ってしまい、最初からやり直し。試行錯誤しながら先生の手助けもあり、なんとか完成した器が今日届きました。

ちょうど今日は母が大学時代の友人と夕食に出かけるので、届いたばかりの器に合うような料理を作りたいな。
最近、母が魚醤を集めているようなのですが、さまざまな地域でその土地ごとの素材で作っているので、風味もおいしさも個性があり、料理をするのが楽しいようです。キッチンの数ある魚醤の中でも、石川県能登半島の「いしる」を使ったいしるだしは使いやすいと教えてもらいました。魚醤の独特な風味がほとんどなく、醤油の代わりとしても使えるほど味もしっかりとしているから、味が決まるようです。
今日は、このいしるだしを使った母直伝の手羽中唐揚げに挑戦!
手羽中に塩、こしょう、いしるだしを加えて漬け込み、油でカラッと揚げて、私の作った器に盛り付けて完成。他にも何品か作っておいた料理をテーブルに並べたら、思ったよりもテーブルの上が埋まっちゃった。手羽唐揚げはジューシーで食べ応えも抜群!ふわっと香る和風の風味でくどさがなく、食べやすいので父からも好評でした。
父がビールと唐揚げをおいしそうに食べている姿を見ていたら私も飲みたくなってきて、この日は父の晩酌に参加。ビールと一緒に食べる唐揚げは絶品でした。これは暑い夏の日にビールと一緒に食べたら間違いないおいしさです。今度、母にも振る舞ってあげたいな。