COLUMN
アミノ酸スコア100!卵でおいしく良質なたんぱく質をとりましょう。
Friday, 09 June 2023 | 著者MiiL
物価の優等生と言われて久しい卵。
物価の優等生と言われて久しい卵。ここのところ、鳥インフルエンザの発生や飼料価格の上昇などによって値上がりをしていますが、それでも約60年間に渡ってほとんど小売価格の変動がない鶏卵は、日常の食卓になくてはならない食材のひとつです。
卵に含まれる栄養素の一つにたんぱく質があります。実は、健康な心身を維持するためには1日に体重1kgあたり1gのたんぱく質が必要とされており、体重60㎏の場合は1日60gのたんぱく質を摂取する必要があります。しかし、ほとんどの人が一日の必要な摂取量を満たしておらず、筋肉量の低下や心の健康にも影響してくるといわれています。
そこでおすすめなのが鶏卵。鶏卵は1個(約50g)につきたんぱく質が6,2g含まれていることからも分かるように、たんぱく質を効率よくとるのに適した食材です。さらには、人間の体内で生成できないため食事から摂取する必要がある9種類のアミノ酸(必須アミノ酸)をバランスよく含んでいます。鶏卵はこのアミノ酸のバランスを示す「アミノ酸スコア」が、豚肉や牛乳、大豆と並んでなんと満点の100!卵を食べることで、体内で生成しやすいきわめて良質なたんぱく質を摂取することができるのです。
卵焼きや目玉焼き、スクランブルエッグなどフライパンひとつで簡単にできる料理から、溶いて汁物に入れたりゆで卵にしてトッピングにしたりとさまざまに食卓を彩る卵。毎日の食事に卵をプラス1個取り入れて、たんぱく質を効率よく摂取して心身の健康を保ちましょう!