COLUMN
コーヒー全体の5%!希少なスペシャルティコーヒーを味わおう。
Monday, 19 May 2025 | 著者MiiL

ふだん何気なく飲んでいるコーヒーですが、その豆にランクがあることをご存じでしょうか。
その評価基準は世界各国で独自に定められているため共通の定義はないのですが、SCAJ(日本スペシャルティコーヒー協会)によるとインスタントコーヒーは缶コーヒーなどの安価なコーヒーに使われることが多い「ローグレードコーヒー」、産地規格だけでパッケージされており、もっとも多く流通している「コモディティ/コマーシャルコーヒー」、自家焙煎コーヒー豆専門店などで扱われることが多い、高品質でトレーサビリティー(産地の追跡ができる)がある程度明確な「プレミアム/ハイコモディティコーヒー」、生豆の格付け基準とテイスティングの評価が80点以上かつサステナビリティ―(持続可能性)とトレーサビティーの基準を満たした「スペシャルティコーヒー」の4等級に分類されています。
特に最高品質のスペシャルティコーヒーは国内流通量5%程度の希少品。和菓子にも洋菓子にも合うコーヒーそものもの味わいはもちろん、生産者の生活と生産地の環境を守って持続可能な供給を後押しするために、積極的に選択肢にしたいクオリティーです。