お疲れさまの思いを込めたプチギフトは、クリスマスシーズンの楽しみです。

街を歩いているだけでも気持ちが高揚するこの季節は、財布のひもが緩みがちになっちゃう。独身時代から少しずつ集めてきた食器やインテリア雑貨も、振り返ればこの時期に買ったものが多いかもしれません。なるべくシンプルな生活をしたいと思っている私の物欲を満たしてくれるのが「小さなお菓子」です。特にこの季節は、定番のお菓子もパッケージがクリスマス仕様になっていたりするので、いわゆる“パケ買い”をして小袋に詰め合わせにして持ち歩いているの。そんなオリジナルのプチギフトを、職場の同僚や友人にプチクリスマスプレゼントとして渡すのが数年前からこの季節の恒例になっています。

初めはかわいらしい包みのお菓子を選んで詰め合わせて作っていたけど、そのうち味や詰め合わせるお菓子のバランスを考えるようにしてみたの。甘いものを食べたらしょっぱいのも欲しくなるよね、たまに酸っぱいのもあるといいかな、食感もいろいろあった方が楽しめるよね…などなど、考え始めたらきりがない！チョコレートや飴、ラムネ、クッキー、煎餅など、12月に入ってからは個包装のお菓子があると手に取ってきたので、家にはけっこうな量のお菓子がスタンバイ状態になっています。

袋や箱を空けて、味ごとに箱の中にざっと入れる瞬間がとても楽しくて、味見をしながら組み合わせを考えていると時間を忘れてしまいます。今年は小袋のサイズを大きくして、MiiLの個包装スイーツをメインに味のバランスを組み立てようと思っているの。タルトやフィナンシェ、ワッフルなど1つでしっかりとティータイムのお供になりそうなボリューム感のスイーツは、日持ちするのもうれしいポイント。特にキャラメルナッツタルトはソフトなタルトにアーモンド、クルミ、カシューナッツ、パンプキンシードがたっぷり乗っていて、甘さ控えめのキャラメルソースが味をまとめているイチオシのタルトなの。味はもちろんだけど、見た目がかわいらしいのも高ポイントで、私は深煎りのコーヒーと合わせるのがお約束。今年はお菓子に加えてドリップパックや紅茶はハーブティーのティーパックも一緒に入れて、慌ただしい年末にほっとするティータイムを過ごしてほしいというメッセージを伝えたいなと思っています。