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あんぱんと茨城の深い繋がり

Thursday, 04 April 2024 | 著者MiiL

ミキです。 今日4月4日は「あんぱんの日」ですが、なぜ今日があんぱんの日になったかを知っていますか?

気になって調べてみると茨城とあんぱんには深い繋がりがありました。
遡ること1975年4月4日。明治天皇・皇后両陛下が東京の向島から水戸藩の下屋敷でお花見をする際に、お茶菓子として献上したのがあんぱん。当時は桜漬けの餡をパン生地で包んだものでした。そのあんぱんを天皇皇后両陛下が大変気に入ったことから、この日があんぱんの日として制定されました。更に、このあんぱんを考案したのが現在の茨城県牛久市田宮町出身の木村安兵衛。老舗製パン屋「木村屋總本店」の創業者でもあります。
パン生地で餡を包むあんぱんの発想はその後のパンにも影響を与えていて、ジャムパンやクリームパン、カレーパンなど今では定番のパンにヒントを与えてくれましたね。私もあんぱんはもちろん、ジャムパンもクリームパンもカレーパンも大好きなので、感謝せずにはいられません。
2025年の連続テレビ小説では、アンパンマンの作者、やなせたかし夫婦をモデルにした「あんぱん」の放映も決定しているし、あんぱんへの注目度はこれから更に上がるかもしれませんよね。こうして考えてみると、あんぱんの存在は幼いころからそばにいて、茨城で生まれ育った私にはとても縁深いように感じます。

2024年の茨城は、3月にサクラが満開で見ごろのピークを迎え、4月は新緑が芽吹き、気温も高く春というよりは初夏という感じです。約150年前の日本とは全然違う日本かもしれません。それでもあんぱんのおいしさに感動する気持ちは変わらないかもしれませんね。あんぱんの日にあんぱんを食べながら、遠い昔の人たちの心に触れられたような気がしました。

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