COLUMN
米作り体験で学んだ塩むすびのおいしさ。
Tuesday, 16 July 2024 | 著者MiiL
こんにちは、ルルです。 涼しくなり始める夕方、近所をウォーキングしていたら田んぼを覗いている小学生ぐらいの子がちらほら。
なんだかとっても懐かしい気分になっちゃった。
私も小学生の頃、米作り体験をしたことがあるの。
まずは田植えから。もちろん、田んぼの中に入るのはこの時が初めて。靴と靴下を脱いで素足になったら水が張られた田んぼの中に入るの。恐る恐る足を入れると水の冷たさと泥のぐにゃっとした触感がとっても気持ちよかったな。そこから、友達と一列に並び、農家の方たちからアドバイスをもらいながら、お米の苗を一株ずつ丁寧に植えていったんだ。最初は真っすぐ植えられなかったのが、回数を重ねるごとに一発で真っすぐ植えられるようになって嬉しかったなぁ。
それから定期的に田んぼの様子を確認しに行っては、この日見かけた子どもたちと同じように友達何人かと田んぼの中をじーっと覗いて、生き物を探したことも懐かしい思い出。秋ごろには実ったお米のもみを刈り取る、稲刈りにも参加させてもらって、普段なかなか使うことのない鎌を怪我に気を付けながら、稲刈りをしたんだ。しばらく経ってから、収穫した新米を塩むすびにしてみんなで食べたの。あの時食べた塩むすびがおいしくてすごく驚いたのを今でも鮮明に覚えてるよ。自分が一から米作りに参加して、どれだけ米作りが大変な作業か少し理解ができたんだ。いつも父や母からお米の粒を残さず食べなさいって言われて、なんとなくきれいに食べていたけど、実際に育てている農家さんと会話をすることでより食べ物のありがたみや大切さを学べた気がしたんだ。
今思うと米作り体験ができたことは貴重な経験だよね。
今日は土鍋でお米を炊いて、久々に思い出の塩むすびを作って食べよう。来年は米作り体験に参加してみようかな。