COLUMN
勤務後にばったり会った同期と、押し寿司でランチタイム。
Tuesday, 28 January 2025 | 著者MiiL
こんにちは、ミランダです。年末年始の慌ただしさから、ようやく日常が戻ってきた今日この頃。
先日のフライト帰りに空港内でコーヒーを飲んでいたら、久しぶりにばったり同期と合ってランチを共にしました。彼女とは就職後の研修で同じ班になって以来の付き合いで、出産を機にしばらく地上勤務になった後3年ほど前にフライトに復帰をしたの。仕事の性質上、結婚や出産で退職する人も多いのですが、彼女はパートナーも実家も仕事に理解があって、家族で育児をしながらしっかりと国際線に復帰できたことを回りにとても感謝していて、私も陰ながら応援していたの。SNSではたまに連絡をとっていたけど、会うのはしばらくぶりで話に花が咲いちゃった。
空港の近くにある、以前先輩に連れて行ってもらった寿司懐石のお店でおまかせのコースを注文。ここは手の込んだ料理が手頃な価格で味わえるので、空港内にもファンが多いお店なの。カウンター席以外は個室なので、積もる話があるときも気軽に食事をしたいときも使い勝手が良くて、何よりもおいしい!関西風のだしがよく効いた薄味のおばんざいは、海外帰りで和食を欲しているときにもってこいなのです。
そしてここで味わえる「押しずし」がまた絶品なの。押しずしを初めて食べたのは大学時代に関西旅行をしたとき。そのときに食べたのは「雀寿司」で、酢漬けにした小鯛の開きを、尾をつけたまま握る(押す)和歌山県の郷土料理です。小鯛の塩味が濃いのでしょうゆをつけずに食べるのが特徴で、さっぱりとした味がクセになっちゃった。それから、酢飯の上に甘酢で煮た昆布と酢締めの塩サバが乗った「バッテラ」や塩漬けした青魚を乳酸発酵させて作る「なれ寿司」、サバやシャケなどの押し寿司を防腐作用のあるカキの葉で包んだ「柿の葉寿司」など、いろいろな押し寿司を味わってきましたが、このお店は全国各地の押し寿司が楽しめるのも楽しみのひとつです。
楽しい時間はあっという間。おいしい食事と少しのお酒、そして互いの近況報告は会えなかった時間をあっという間に埋める充実したひとときでした。お腹がいっぱいになったので夕食は何かをつまむだけでいいかなと思ったけど、夫がいることを思い出して帰り道にMiiLのサーモン押し寿司を購入。脂乗りの良い厚切りのサーモンが乗っていて、ずっしりと思い一人分は食べ応え十分。具だくさんのみそ汁を作ったら、栄養価も完璧ね!