久々の帰省で和食三昧！

帰省すると必ず食べに行くのが「けんちんそば」。けんちん汁にそばが入っている温そばはどこでも食べられるけど、大きめに切った根菜と油揚げが入った温かいけんちん汁に、太めのざるそばを付けて食べる「つけけんちん」は茨城の郷土料理なの。全国各地の郷土料理が掲載されている農林水産省のサイト「うちの郷土料理」にも、茨城県の郷土料理として紹介されていて、常陸秋そばの強い香りに負けない濃いめのけんちん汁が私にとっての故郷の味。途中に七味とうがらしを入れて味変をするのがいつものパターンです。

夕食は母の手作り料理が食卓に並びます。料理好きの母ですが、父と2人暮らしになってからは手の込んだ料理を作る機会がなくなってきたと嘆いていたの。私が帰省するとここぞとばかりに腕を振るってくれるので、いつも甘えてごちそうになっています。

母の料理はだしがしっかりと効いた和食がメイン。毎回リクエストする大好物の和風のマリネは、旬の野菜を素揚げして和風のマリネ液に漬け込んだもの。高校時代はよくお弁当にも入っていた思い出の味なの。この季節はサツマイモやカボチャ、ナス、レンコン、キノコ類がたっぷり！「今回は顆粒だしを使ったのよ」とこっそり教えてくれたけど、いつもと変わらぬおいしさに気持ちがほっこりと温かくなりました。