COLUMN
何でもない日も家族がそろえば特別な日!
Monday, 18 December 2023 | 著者MiiL
ミキです。いよいよクリスマスまで残り1週間を切りました。
数年ぶりに我が家にもクリスマスツリーが飾られています。150㎝ほどの高さがあるクリスマスツリーに色とりどりのボールオーナメントや電飾が飾られ、トップにはキラキラとしたラメが装飾されたゴールドの星が輝いています。クリスマスツリーを眺めている時、サンタのためにホットミルクとビスケットを置いてクリスマスの朝を迎えていたころのことを思い出します。
母が毎日のようにクリスマスメニューの試作に明け暮れていたので、私も自然とクリスマスパーティーの準備に気合いが入ります。家の装飾は、赤やゴールドのバルーンやガーランド、サンタの柄がついたペーパーナプキンなどを雑貨屋で買い集め、アオイちゃんにちょっとしたクリスマスプレゼントも買いました。
日曜の夜、久々に家族全員がそろったのでクリスマスパーティーのグッズを買ったことを話していると、運ばれてきたのはラザニア。母を除く家族4人が目を合わせ、「あれ?クリスマスメニューは決まったって聞いてたけど…まだ試作が続くの?」といった疑問を浮かべた表情をしていたようで、母が「ラザニアはイタリアでクリスマスやお祝いの日、日曜の特別な日とか家族と過ごす時にみんなで食べる料理なのよ」と一言。私も兄も大学生になり、夕食時に家にいることが減りました。今日のように家族そろって食卓を囲むのは、当たり前ではなく特別なことだと改めて気づかされました。
我が家のラザニアは家族みんなが好きなこともあり、チーズがたっぷりと入っていてトマトソースの酸味に負けない濃厚な味わいなんです。母の工夫がつまったラザニアを食べながら、家族そろって過ごす特別な夕食の時間を噛みしめました。