COLUMN
手軽に食べられるおにぎりは、バリエーションを楽しんで!
Monday, 30 June 2025 | 著者MiiL

備蓄米の放出によって、高止まりだった米の価格がようやく下がりつつあります。
備蓄米は、劣化を防ぐため倉庫内の温度を15℃以下に、湿度を60~65%に維持して保管している非常時用の米。今回の放出に際して農林水産省が公表した食味計による水分とたんぱく質含有量の計測結果では、令和3年度米と令和6年度米の比較でほとんど差がありませんでした。とはいえ、古米独特の臭いや硬さなど経年劣化によるある程度の変化はあるため、炊くときの水分量を増やしたり、炊く前にしっかりと浸水させたりなどのひと手間が、おいしく食べるための方法として提案されています。
混ぜご飯や炊き込みご飯にするのも、備蓄米をおいしく食べる方法のひとつ。この時期なら、ミョウガやシソなどの薬味を使うことで食欲がないときの食事としても重宝します。
備蓄米に関わらず、おにぎりは食事に手間をかけたくないときの味方です。魚や肉などのおかずになる食材を混ぜ込んだり入れ込むことで、ごはんの炭水化物と共にたんぱく質がとれておすすめ。冷凍おにぎりはさらに便利で、レンジアップで手間なく食事の準備ができますよ。トウモロコシやチーズが入ったおにぎりは、子どもたちに人気。夏休みを前に、常備しておきたい一品です。