COLUMN
サバの味噌煮缶で楽しもう!夏の終わり
Wednesday, 30 August 2023 | 著者MiiL
8月も明日で終わりです。
8月も明日で終わりです。夏のジリジリとした暑さも少しずつ落ち着き始めたこの頃、立秋やお盆といった8月のイベントも終わりいよいよ夏の終わりを感じます。9月という暦を見るとなおさら夏が終わり秋の到来を実感します。とはいえ、まだまだ夏の暑い空気が漂い残暑も続くので秋を感じる気候はまだまだ先になりそうです。
今日は夏の終わりを楽しむ冷や汁をさばの味噌煮缶で簡単に作ろうと思います。
冷や汁は宮崎県の郷土料理。そのはじまりは、朝の早い農家の人たちが残りご飯に味噌と水を混ぜたものをかけ、かきこんだことだといわれています。その後、さまざまな具を入れて食べられるようになり、現在は宮崎県だけでなく日本のいたるところで冷や汁もしくは冷や汁に類似した料理が食べられています。
夏の暑い時期は食欲が落ちるので、ヒヤッと冷たく、サラっと食べられる冷や汁は夏にピッタリの料理です。
冷や汁は主にイリコやアジなどの魚を使いますが、簡単に作るならサバの味噌煮缶がおすすめです。
既に味噌の味がついたサバは入れるだけでコクや旨味をさらに引き出します。入れる具はお好みですが、夏らしさを感じるミョウガやシソなどの薬味、豆腐にキュウリ、すりゴマを加え、だし汁を混ぜればあっという間に完成です。
冷や汁をそのまま味わうのも美味しいですが、先人の知恵に倣って冷めたご飯にかけていただくのも試してみたいところ。
他には夏に大活躍した素麺のつけ汁にするのもおすすめです。味噌を足して濃い目の冷や汁にすれば素麺だけでなく、うどんのかけ汁としても使えます。冷や汁は思いのほか万能な汁物です。
薬味たっぷりの冷や汁で夏の終わりと、もうすぐやってくる秋の気配を楽しんでみましょう。