COLUMN
栄養豊富なサバを手軽に食卓へ!
Friday, 20 June 2025 | 著者MiiL

漁獲量、消費量ともに減少傾向にある水産資源。
料理に手間がかかるなどの理由から敬遠されがちな魚ですが、一方で健康ブームの後押しもありヘルシーな食材として見直されつつある食材でもあります。
特に青魚と呼ばれるイワシやアジ、サバなどの「背の部分が青い魚」には、不飽和脂肪酸のドコサヘキサエン酸(DHA)とエイコサペンタエン酸(EPA)が豊富に含まれています。これらはいわゆる機能性成分といわれるもので、体調維持に有効とされている成分です。干物などに加工することで保存できる期間が延び、缶詰にすると年単位の賞味期限を実現することができます。旬に捕れた栄養豊富な魚を適切に加工して手軽に魚料理を楽しめるようにすることが、魚の消費量を伸ばすポイントなのかもしれません。
そこでお勧めしたいのが、「MiiL熟成さばみりん干し」。魚の加工を手掛ける株式会社川端(茨城県神栖市)が、1955年の創業以来変わらぬ秘伝のタレを使用して仕上げた一品です。良質な脂がのったノルウェー産の大ぶりのサバを厳選し、塩漬けしてからタレに漬ける二段仕込みで、ゆっくりと低温熟成させてうま味を引き出したその味わいはまさにごはんに合うおいしさ。ロースターで皮がパリッとするまで焼くと、甘い脂が溶け出してタレの香ばしさが引き立ちます。日持ちがするので、冷蔵庫に常備しておくと献立に困ったときの保険になる一品です。気温が高くなるこれからの季節は、時短料理としてもおすすめです。