COLUMN
母と娘の奥久慈旅行記。
Monday, 24 March 2025 | 著者MiiL

こんにちは、ミランダです。先日、何年かぶりに母と二人で旅行を楽しんできました。
母はアクティブで、仕事を引退してからも習い事をしたり地域の役員をしたりと大忙し。日々楽しそうで安心なのですが、たまには親孝行もさせてほしいと企画したのが今回の旅行です。まとまった休みを使って海外旅行も提案したのですが「海外は友達と行くから」と却下され、車で1時間半ほどの大子町でのんびりと温泉を楽しむことになりました。
大子町といえば、日本三名瀑のひとつでもある「袋田の滝」が有名。袋田の滝は高さ約120m、幅約73mもの大きさを誇り、水流が大岩壁を四段に落下することから「四度の滝」とも呼ばれています。春は新緑、夏は豊富な水量、秋は紅葉、冬は滝の凍結と四季折々に姿を変える滝の表情に魅了され、季節を変えて訪れる人も絶えない観光名所です。2012年を最後に完全凍結はないものの、今年も8割まで凍った日もあり、冬ならではの表情を楽しませてくれたようです。
昼過ぎに袋田の滝の駐車場に車を停め、徒歩で袋田の滝に向かいながら、名物のアユの塩焼きとしゃもつくねで軽めの昼食タイム。食べ歩きをしながら袋田の滝トンネルを抜けたら、展望フロアに到着!目の前に広がる壮大な滝は迫力があって、母と二人、無言で見入ってしまいました。順路に添ってエレベーターに乗ると、さらに高い場所にある展望フロアに行くことができます。滝を一望できる眺望に、すごいね、迫力があるねと話しながらしばしの観賞タイム。その後、散策路を歩いてオープンテラスのある瀧見茶屋でユズみそ団子を食べながら一休み。その後ものんびりと散策をしながら自然を満喫して、駐車場に着いたのは夕方近くになっていました。
予約しておいた温泉旅館にチェックインして、まずはお茶を一杯。互いの近況報告などおしゃべりが止まらず、とりあえず食事前に温泉につかろうと大浴場へ。美人の湯と呼ばれるアルカリ性単純泉の露天風呂でゆっくりと体を癒やし、懐石料理を堪能し、また温泉に入って早めの就寝。翌朝は和食善に舌鼓を打って、昼前に宿を後にしました。帰りがてらに寄ったのは「道の駅奥久慈だいご」。夕食にいただいたさしみこんにゃくがとてもおいしかったので、お土産を購入し、ここでも温泉に入ってから実家に帰りました。
詰め込みすぎず、ゆっくりとした時間を過ごした今回の母娘旅。近場で宿泊するのもぜいたくだよねと話しながら、年に一度くらいは親孝行させてほしいと願う娘です。
そうそう。自宅に帰りがてら寄ったBLANDEで奥久慈のさしみこんにゃくを発見!現地でも買ったのに、なぜか手にとってしまいました。日持ちもするし、味比べを楽しんでみようと思います。