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春のお彼岸。精進料理の食べ比べを企画中。

Tuesday, 18 March 2025 | 著者MiiL

こんにちは、サラです。間もなく娘の春休みが始まります。

春休みは年度末、年度初めに重なり、期間もそう長くないので旅行の予定もなくのんびりと過ごすつもり。私に似て少し神経質なところがある娘なので、学年が上がることやクラス替えによる変化で気持ちが揺れていないかを注意深く見守りたいと思っています。それともう一つ。今まで何も習い事をしていなかった娘ですが、友人が通っているという絵画教室に体験に行ってみたいということで、この休み中にトライアルに申し込んでいるの。元美術の教員だったという方が開いた小さな教室だそうで、絵を教えるというよりも絵で自分を表現する手段を見つける、というコンセプトがとても素敵だなと思って私も興味津々。家から歩いて行ける距離というのも魅力で、体験するのは娘だけど私までなんだかわくわくした気分になっています。あとはいつも通り、一緒に料理やお菓子作りをして生活サイクルをなるべく乱さないように過ごすつもりです。

そういえば、昨日から春のお彼岸。わが家はお墓参りに行く習慣はないけど、行事ごとは大切にしたいのでアズキを炊いてぼたもちを作ったり、桜の花を家に生けたりしています。
そして今年は精進料理にチャレンジしてみようと画策中。精進料理は「殺生を嫌う」という仏教の考え方から肉や魚を使わず、植物性の素材のみで作る料理のこと。お彼岸料理として有名なのは「精進揚げ」。野菜の天ぷらですが、一般的な天ぷら用の食材に加えて春はタケノコやたらの芽、葉の花などが料理を華やかにしてくれます。また、野菜料理に不足しがちなたんぱく質を補ってくれるのが「豆」や「豆腐」。煮物にダイズや高野豆腐、厚揚げを足したり、ごま豆腐をデザート代わりにしたりと豆製品を使うだけで満腹感を得られ、料理のバリエーションも広がります。

今回は厚揚げを入れた根菜の煮物を娘と一緒に作る予定。比較のために、同じ食材を使って昆布だしとかつお節を使っただしの2種類を作って味比べをしてみたいと思います。昆布は正月用に購入して少し残っていた真昆布の一番だしを使用。香りと風味の強い「MiiLの枕崎製造鰹節を使っただしの素」でだしだけ動物性食品を使ってみます。これは、調理師専門学校の授業でもやったことがある内容。だしや食材を一つ変えるだけでも大きく味わいが変わることを体験してとても驚いた記憶があって、娘にも経験させたいなと思っていたことなの。彼女がどんな反応を見せてくれるのか、今から楽しみです。

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