COLUMN
1年の真ん中は真ん丸かき揚げで無病息災を祈ろう!
Wednesday, 28 June 2023 | 著者MiiL
いよいよ今年も半分が終わろうとしています。
いよいよ今年も半分が終わろうとしています。
年々1年が短く感じるようになっている気がする…。
大人になればなるほど、子どもが生まれてからはさらに1年が過ぎるのを早く感じます。
2023年が始まるときに立てた目標はどのぐらい達成できたかな?
6月の晦日に行われる「夏越の祓」は、半年分のけがれを落とし後の半年の健康と厄除けを祈願します。この時期は神社へ行くと鳥居の下や拝殿の前に大きな茅という草で編まれた輪「茅の輪」が設けられ、この輪を8の字を描くように3回くぐる「茅の輪くぐり」を行うことができます。
近年、上半期の最終日である6月30日に「茅の輪」をイメージした丸い食材をご飯の上にのせた「夏越ご飯」という行事食が食べられるようになりました。「茅の輪くぐり」と同じように無病息災を祈願するもので、神社へ行き祈願できない人や行事を楽しみたい人など、神社へ行かずに簡単に行事に参加することができ、楽しみやすいので「夏越ご飯」を楽しむ人が増えています。
夏越ご飯は日本人にとって重要な穀物である「米」と茅の輪をイメージした「丸い」食材の2つの要素が必要です。米は、茅の輪の由来である蘇民将来が素戔嗚尊を粟飯でもてなしたという伝承にならい、粟や豆などが入った雑穀米が望ましいですが、白米でも大丈夫。そして、丸い食材は邪気払いや魔除けなどの意味を持つ赤や緑の夏野菜を使った丸いかき揚げが定番です。しかし、茅の輪を連想させる「丸」であれば良いので、ナスやピーマンなどの夏野菜を加えた夏野菜カレーなど盛り方や食材を工夫すれば、どんな料理でも夏越ご飯を楽しめます。
今年の6月の晦日は平日なので、我が家もかき揚げで夏越ご飯を楽しむことにしよう!
当日は娘と一緒に食材を選びかき揚げを揚げて、家族全員の無病息災を祈願します。
下半期も健康に過ごせますように。