COLUMN
世界中を飛び回って知る和食の素晴らしさ
Monday, 31 July 2023 | 著者MiiL
この仕事に就いてから15年以上、国際線に搭乗するようになってからは10年以上たちます。
この仕事に就いてから15年以上、国際線に搭乗するようになってからは10年以上たちます。仕事で訪れていることもあってなかなかゆっくりと観光をする時間は持てませんが、入国の際にはなるべくその国ならではの文化や食を体感できるよう心がけています。どの国でも気候や文化、食には密接な関係があり、その歴史や生い立ちが深く関わっています。時として日本との習慣の違いに戸惑うこともありますが、その国や地域で過ごす時間は見識を広げてくれるかけがえのないひととき。この仕事は体力的にはハードですが、日々勉強にもなり自分の成長につながっていることを実感します。
今月は韓国に3日間滞在できたので、ゆっくりと街を散策する時間が持てました。
今月は韓国に3日間滞在できたので、ゆっくりと街を散策する時間が持てました。新しいお店を開拓したり、定番以外にもトレンドの食を楽しんだりと韓国を満喫した3日間を過ごすことができ、さらに韓国が好きになりました。韓国は美容や食のほかにエンターテインメントも見どころ満載。K―POPアーティストのプロモーションビデオ撮影場所や韓国ドラマの聖地巡礼など、今まであまり興味がなかったことにもアンテナが向いてきたので近々プライベートで訪れるつもりです。
世界各国を訪問することで、日本の良さ、特に食に関する素晴らしさを再確認できることもこの仕事の魅力です。四季折々の旬の素材に寄り添うようにして培われてきた和食は、自然を尊ぶという日本人の気質に合った食文化として2013(平成25)年にユネスコ無形文化財に登録されました。素材の下ごしらえが細やかで、だし汁をはじめとした繊細な味わいの和食を食べると日本人であることに心底幸せを感じます。また、刺し身などの生ものを安心して食べられるのは日本ならでは。いつかは地元の茨城県に戻って田舎暮らしを夢見ていますが、同時にこの素晴らしい食文化を世界に発信していきたいと、密かに将来の夢を描いています。