COLUMN
旬の味わい「新ゴボウ」で作る常備菜
Wednesday, 10 April 2024 | 著者MiiL
ミキです。 ポカポカと暖かい陽気に変化してきて少し浮かれ気味の私ですが、それ以上にウキウキしているのが母。
この時期に旬を迎える春キャベツや新タマネギ、タケノコは母の大好物で、様々な料理に姿を変えて、ここ数日の間食卓にずらりと並んでいます。寒い冬を乗り越え糖分をたっぷりと蓄えた野菜は甘味が強く、香りも抜群。みずみずしくやわらかい食感の野菜が多いので、生のまま、もしくはさっと火を通して、薄味にするのがポイントと母が言っていました。
この時期わが家で人気なのが新ゴボウ。
上品な香りと、通年流通しているゴボウに比べるとやわらかく、ポリポリと程よい歯ごたえの新ゴボウは、たっぷりと栄養を含んだ皮も丸ごと調理することが大切。アルミホイルで皮や泥をこすって洗い流し、アクが少ないのでさっと水にさらして生のままゴボウサラダに、残りはゴボウ料理の定番きんぴらや筑前煮にして常備菜をどんどん作っていきます。買ってきた食材を手際よく調理していく母を見るのがスッキリして私は好きなんです。
最後は父と祖父が毎年楽しみにしている漬物。
下処理をして、5㎝ほどの長さに切った新ゴボウを鷹の爪を加えたかつおだしで漬け込むだけと簡単。ポリポリとした歯ごたえと絶妙なピリ辛具合がクセになる漬物は、おかずとしてもおつまみとしても大活躍です。
旬の味わいをたくさん食べて、明日の就活も頑張ります。