COLUMN
ゆずこしょうで爽やか。野菜ときのこがたっぷり入った手羽元のゆずこしょうスープは秋の味。
Friday, 13 September 2024 | 著者MiiL
ミキです。先日、近所の方から青ゆずをたくさん頂きました。
青々とした爽やかなゆずの香りに秋の訪れを感じます。
ゆずの旬は11月から12月。1日で最も昼が短く、夜が長い「冬至」の日には、わが家ではゆず湯を楽しみます。ゆずの香りに包まれて入るお風呂の時間が心地よくて、つい長湯してしまうんですよね。
ゆずは、7月から10月にかけて収穫される完熟前の青ゆず、10月から12月にかけて収穫される完熟し、果汁が豊富な黄ゆずの2種類があります。どちらも爽やかな香りと酸味が特徴で、料理やお菓子、飲み物などで活躍します。
9月は暦の上では秋ですが、厳しい残暑が続き、さっぱりとした味わいのものが食べたくなります。わが家では夏の残りのそうめんを、青ゆずの果汁を加えためんつゆで食べたり、母特製のジャムやゆずこしょうにして料理やヨーグルトなどに加えたりして、楽しみます。母特製のゆずこしょうは、青ゆずを少し多めにして作るのがポイント。出来立てのゆずこしょうは青唐辛子のピリピリとした辛みが強い印象ですが、日にちが経つとゆずの香りが際立ち、辛みもマイルドに変わります。このゆずこしょうを使った料理で1番好きなのは「手羽元のゆずこしょうスープ」。
ニンジン、タマネギ、レンコン、シメジなど、野菜とキノコがたっぷり入ったスープは手羽元の旨みが凝縮されていて、ゆずこしょうの爽やかな香りと程よい辛みがとっても合います。普段は、だしの効いた塩味の優しい味わいのスープで食べることが多いけど、ゆずこしょうが加わると、一気に秋の味に変化し、そのおいしさも格別になるような気がします。
ゆずで始まったわが家の秋の味。今年の秋は「食欲の秋」が楽しみです。