COLUMN
簡単エッグベネディクトで思い出す、パリのランチ
Wednesday, 22 May 2024 | 著者MiiL
ミキです。 就職活動の合間に、息抜きがてらフランス旅行の写真を見ていました。
ずっと行きたかったドラマの撮影地やサントシャペル教会の美しいステンドグラス、ルーブル美術館、年末のライトアップされたシャンゼリゼ通りや凱旋門。どの写真を見ても美しい景色が鮮明に思い出せました。美しい景色の写真の間にパリで食べた美味しい料理もいくつか出てきて、ふらっと立ち寄ったカフェで食べたエッグベネディクトの写真が。
エッグベネディクトはアメリカ発祥の料理といわれていますが、ポーチドエッグの上にかかっている黄色いソース「オランデーズソース」はフランス発祥のようです。パリの街を歩いているときに偶然見つけたこのカフェで食べたエッグベネディクトは、スライスしたイングリッシュマフィンがカリッとトーストされていて、その上には厚切りのベーコン、ポーチドエッグが。さらにその上に濃い黄色のオランデーズソースがたっぷりとかかっていました。
バターの濃厚なコクとレモンの酸味が効いたソースはベーコンの塩気とパンの小麦の香りとのバランスが絶妙だったんです。ナイフで、すーっとポーチドエッグを割り、とろっと溢れだした黄身とオランデーズソースを混ぜたら、さらに濃厚なソースに大変身。パンに染み込ませて食べるのもおいしかったなぁ。写真を見ただけでここまで鮮明に、あの日食べたおいしさが思い出せるほど感動的なおいしさでした。
今日のお昼はエッグベネディクトにしよう。ポーチドエッグを作るのは難しいので、温泉卵で代用します。
イングリッシュマフィンをトーストしている間に、電子レンジで簡単オランデーズソースを作って、焼きあがったパンの上にベーコンと温泉卵を乗せて、たっぷりとソースをかけたら出来上がり。これも十分おいしい。今年の冬もパリへ旅行に行きたいな。