• MiiL
  • COLUMN
  • レモンの思い出はイタリア旅行の記憶と共に。

COLUMN

レモンの思い出はイタリア旅行の記憶と共に。

Friday, 18 April 2025 | 著者MiiL

こんにちは、ミランダです。近所のスーパーに買い物に行って、衝動的に購入したレモン。

いつもは手軽な濃縮還元のレモン汁を料理やサラダに使っていますが、昼食に予定しているペペロンチーノに生のレモン果汁をかけたくて手に取ったの。フレッシュなレモンをくし切りにして果汁をたっぷりとしぼったペペロンチーノは、ほろ苦い香りとストレートな酸味が相まって夫も絶賛するおいしさでした。

レモンといえば、イタリア旅行の際に食べたレモンのサラダがとても印象に残っています。日本には流通していない甘くて大きな「リモーネ・ディ・パーネ」と呼ばれる品種のレモンの皮をむいてざく切りにし、薄切りにした葉タマネギとミント、オリーブオイル、唐辛子、塩で和えただけのシンプルなサラダ。レモン、と構えて食べたら驚くほど軽くて果汁がたっぷりで衝撃を受けたことを覚えています。あの味が忘れられずに幾多のイタリア料理店に足を運びましたが、日本ではまだ巡り合えずにいる思い出の味です。

リモンチェッロもイタリアで覚えたお酒で、食前酒ではなく「食後酒」という存在を初めて知りました。リモンチェッロはスピリタスというアルコール度96度のウオッカにレモンの皮を漬け込んだものを、グラニュー糖と水を加えて火を通したリキュール。冷蔵庫でしっかりと冷やしたごく少量のリモンチェッロをそのまま食後にいただくことで、胃や気分をすっきりさせる効果があるようです。また、ストレートで飲む以外にも炭酸水やレモネードで割ってアルコール度数を落とし、食事の前のアペリティーボ(イタリアの習慣で、夕食前の団らんの時間)に楽しんだり、パーティーではウオッカやスパークリングワインで割ってカクテルにしたりとさまざまな楽しみ方があるのも特徴です。バニラアイスにリモンチェッロをかけた“大人のデザート”は、イタリア料理の極上の締めとして今でも鮮明な記憶として残っています。

今回購入したレモンはMiiLの有機国産レモン。化学肥料や農薬を使用していないので、皮も安心して料理に使えます。今回は果汁しか使いませんでしたが、今度は塩レモンやはちみつレモン、レモン塩こうじ、マーマレードなどせっかくなので皮ごと活用できるレシピを試してみたいな。

Share

  • Facebook
  • Twitter
  • whatsapp
  • URLをコピー

コラムのおすすめ記事

CLOSE

MiiL

kasumi

URLをコピーしました