COLUMN
心も体も温まるピリ辛スンドゥブチゲで冬を乗り越えよう!
Monday, 02 December 2024 | 著者MiiL
ミキです。寒くなると鍋が恋しくなります。
肌寒い気温になった10月の下旬から鍋を解禁したわが家は、おでんや水炊き鍋、爽やかな酸味が新しいレモン鍋など、定番から変わり種までいろいろな種類の鍋を味わいました。12月にもなると普通の鍋にもそろそろ飽きてきます。最近、母と一緒に韓国ドラマを見ているので、銀色の円卓の中心に置かれたカセットコンロの上でぐつぐつ煮えているチゲを作って食べることに。
スンドゥブチゲは豆腐を使った鍋料理のことで、韓国の代表的な家庭料理のひとつ。韓国語でスンドゥブは純豆腐を指していて、日本のおぼろ豆腐のようにやわらかい食感の豆腐です。日本で作る場合はおぼろ豆腐や絹豆腐を使うとより本場の味に近づくそう。タマネギ、長ネギ、シメジ、エノキを切ったら、ごま油を引いて熱したフライパンで豚肉とキムチを炒めます。このひと手間がおいしさの決め手みたい。
鍋に水、アサリ、絹豆腐、炒めた豚肉とキムチ、キノコ、調味料を入れて火にかけます。この時絹豆腐はスプーンで一口よりも少し大きめのサイズにすくって鍋に入れるのがポイント。ひと煮たちしたら長ネギとタマネギを加えて、調味料で味を整えたら完成。冬は寒いのでコチュジャンを追加で入れて辛めに仕上げて、卵を落とします。予熱で火が通った半熟卵を途中で崩して食べるのがスンドゥブチゲの楽しみです。
野菜がたっぷり取れるスンドゥブチゲはとってもヘルシー。エビやイカなどの海鮮を入れたり、チーズを入れたりとアレンジも無限大。それに唐辛子の辛さで心も体もポカポカと温まるスンドゥブチゲにはもう少しお世話になりそうです。