COLUMN
ヨーグルトをふんだんに使った懐かしのトルコ料理。
Monday, 18 November 2024 | 著者MiiL
こんにちは、ミランダです。先週の土曜に、大学時代の友人4人で都内のトルコ料理専門店に行ってきました。
この友人たちとは大学時代にトルコに旅行に行った仲。ユネスコ世界遺産に登録されている「イスタンブール歴史地域の歴史的建造物群」のトプカプ宮殿やアヤソフィア、スルタンアフメト・モスク(ブルーモスク)などをゆっくり巡ってその壮大な風景や建築物に圧倒されたことを昨日のことのように覚えています。特にブルーモスクは世界でもっとも美しいモスクと称され、内側の壁に敷き詰められた2万個をこえる青いタイルと、すべての窓がステンドグラスという豪華さが圧巻で文字通り「言葉を無くす」という表現がぴったり。いつも騒がしい私たちが無言になるという貴重な時間を過ごしたのでした。
そんな建築物と同じくらい印象に残ったのがトルコ料理。肉の炭火焼「ケバブ」に酸味が強めのヨーグルトが添えてあり、日本ではあまりなじみのない食べ方ながら肉のうま味とヨーグルトの酸味が絶妙だったの。そしてヨーグルトといえば「アイラン」。ヨーグルトを水で割ったドリンクですが、塩が入っているので最初はしょっぱさにびっくり!でも慣れてくるとクセになる味わいで、今でも思い出したように作っちゃうの。肉料理に水切りしたヨーグルトを添えることを覚えたのは、トルコでの食事がきっかけです。
久々のトルコ料理はスパイシーな肉団子「キョフテ」やムール貝にピラフを詰めた「ミディエ・ドルマ」などを堪能。デザートはライスプディングの「ストラッチ」をチョイスして、懐かしい味と楽しい会話に花が咲いたひとときを過ごしました。
■MiiLのコラムは、ヨガインストラクターのルル、大学生のミキ、キャビンアテンダントのミランダ、主婦のサラ、会社員のリョウの5人がそれぞれ毎日の生活の中で感じたことや、食に関するあれこれを毎月のテーマに沿ってフランクにつづっています。11月のテーマは「Thanksgiving(収穫祭)」。日本ではあまりなじみのない収穫祭ですが、アメリカでは日本の正月のような位置づけの“家族で過ごす祝日”。アメリカ大陸に渡ってきた人々が、この地で生きる術を伝授してくれた先住民族のネイティブアメリカンを招いて収穫に感謝する宴を催したことが起源とされています。今月は、食に感謝を込めたコラムをメインにお届けします。